板金塗装でこれは上手い!と思う仕上がりの見分け方について解説

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車をお持ちの多くの方は、車体がへこんでしまったり、ボディをすってしまったりした経験があることでしょう。元に戻すには板金塗装をしなければなりません。

ただその仕上がりについては、車の修理に精通している方でなければ、上手く仕上がっているかどうかと判断するのは難しい点です。ここでは板金塗装の上手な仕上がりの特徴を解説します。お車を板金塗装される際の参考にしてみてください。

板金塗装が下手だとどうなる?

板金塗装は数々の工程を踏まえて元の状態に仕上げられます。キズの衝撃度にもよりますが、最近は、板金塗装で修復するのではなく、パーツなどを交換して済ませることも多く、これも板金作業とされていることも多いようです。

しかしながら、基本的にはパーツの交換ではなく、板金塗装とは、損傷した箇所を元通りにして、最後に元の色に塗装して、修理前の状態に戻す修繕作業ことです。

下手な板金塗装は、しばらくすると以下のような不具合が出てくる場合があります。

  • 塗装が剥げてくる
  • 色が合っていない
  • ボディにへこみが残っている

こちらを踏まえて、ここからは上手い板金塗装の特徴を解説します。仕上げの上手い板金塗装は、修理した箇所に違和感がありません。車を引き取るときは、下記の点をチェックし、上手に仕上がっているかどうか見極めてください。

上手い仕上がりの板金塗装の特徴

車の所有者が板金塗装の仕上がりについて、上手いか否かに気づくのは修理後のことです。もちろん引き取りの際はピカピカの車であることでしょう。しかし上手い板金塗装の特徴を知ると、本当に上手く仕上がっているかどうか、見極めることができます。

修理前の色合に仕上がっている

まず仕上がった車の色を見ましょう。車の塗料の色は、それぞれのメーカーによって決まっています。またその色の塗料はそのまま製品として売っているわけではありません。

そのためカラーコードに合わせた調合比率により、色を作って塗装します。基本はその車の新車時の色ですが、古い車だと色が変わっていたりすることもあるのです。

最終的には現物の車の色に調色して塗装しますが、板金の各工程での作業も去ることながら、修理の最後に行う塗装は、修理前の車と同じ色に調色するのがとても難しく、ここが職人の腕の見せどころだともいわれる点です。

仕上がった車を自然光の下で見て、修理箇所に色の違いはないかチェックしてみましょう。仕上がりの色に違和感がなければ、上手く仕上がっていると考えてよいでしょう。

ボディの塗装面が滑らか

キズのあった箇所に触れてみて、キズ跡の塗装面がなめらかであることは、上手い仕上がりであることの1つの特徴です。

ざらつきがなくなめらかであるなら、板金塗装の最終作業の塗装が上手く仕上がり、塗装が上手く形成していると認識してよいでしょう。

ブース設備のある工場で塗装がなされるか否か

いい塗装を行うためには、作業中、できるだけ大気中のゴミやホコリが付着しないように、ボディに塗料を吹き付けます。どうしてもついてしまったゴミは、研磨剤などで磨きます。

この作業で、塗装中に大気中のゴミなどが入らないようにするため、ブースという塗装設備をもつ工場もあります。

ブースを持つ工場で修理された車は、塗装作業の条件が整っているため、仕上がりが上手くいく可能性も高くなるわけです。上手い板金塗装の特徴の目安に、ブース設備のある工場で修理されたかどうかも、その指標の1つになります。

上手な板金塗装業者の見つけ方!

仕上がりの上手い板金塗装は、塗料の調色に優れた腕利きの整備士がいる工場であるか否か、またブース設備がある工場であるかどうかなど、どこの板金塗装業者に車を任せるかと迷うところです。

ここでは上手い板金塗装業者や工場の見つけ方のコツを解説します。

工場で修理済みの車両を見せてもらう

最近はSNSなど、参考になる口コミ情報もたくさんありますが、そんな情報をもとに、実際に自分の足で業者や工場を探してみましょう。

工場では何台もの修理中の車や、すでに修理が完了し、納車待ちの車両があるはずです。「ちょっと見せてもらえませんか」と聞き、特に納車待ちの車がある場合などは、その仕上がりを見せてもらいましょう。業者や工場選びの1つのコツです。

「修理済の車両がありますが、ご覧になりますか?」と案内してくれるところもあります。実際に足を運ぶと、どんな車を修理しているか、ディーラーと携帯しているなどを、自分の目で確認することができます。

口コミを参考にするなら評判のよい業者・工場

口コミで板金塗装業者や工場を見極めるなら、口コミ欄を見て、評判のよい業者や工場を探しましょう。仕上がりの早さや、価格の安さを売りにしている口コミもあります。

しかしご自身が求める内容が、仕上がりの上手さにこだわるなら、「板金塗装が上手い」「きれいな仕上がり」などという評判が多数寄せられている、評判のよい業者や工場に依頼するとよいでしょう。

人に紹介してもらう

板金塗装業者を選ぶときは、買ったお店に相談するのも、上手い仕上がりの業者探しの1つのコツです。もし、ご自身の身近な方で車関連の職業に就いている方がいるなら、そうした方に相談するのもよいでしょう。

その場合、板金塗装業者に精通しており経験のある方だと、安心して任せられる業者を知っているはずです。

まとめ

車の板金塗装で仕上がりの上手いか否かは、修理が完了した後にわかることです。そのため依頼する業者や工場選びは重要なポイントとなります。

実際自分で足を運び、ここで解説した上手い仕上がりの特徴を参考に、納品待ちの車両を見せてもらい、業者や工場選びをすると後悔することもありません。

長崎県雲仙市の「株式会社RumireAuto」では、中古車販売のほか、板金塗装などの車に関する業務を幅広く承っております。輸入車・国産車など車種を問わず承ります。修理は陸運局認証の自社工場にて行っています。お車の状態を確認し、お客様のご要望に合わせて最適なご提案をさせていただきます。

キズの範囲や状態によって料金は大きく異なりますので、お見積りの際には必ず現車を確認させていただきます。お客様の目線に立ち、プロの整備士がアドバイスいたしますのでまずはお気軽にご相談くださいませ。